
ドビさん、2月26日に虹の橋を渡りました。14歳を迎えるところでした。
亡くなる数日前に腹を下し始めるも、基本的に健康体だし何の問題も無かったので、
変な物でも食べたんだろう、体から出ちゃえば大丈夫だろう、
そんなふうに最初の内は捉えてました。
でも、
けっきょく下痢は治まらず、さらに飲食物を殆ど取らなくなり、
庭で静かに休む時間が増えました。良くなるどころか悪くなってる印象でした。
犬が最期に見せる行動と完全に一致してたので、
弱り始めたのが本当に突然だったので、
ドビさんの寿命が尽きかけてることを感じずには居られませんでした。
病院に連れ込んだところで、
死にゆく命を止められるわけじゃないし、余計な負担も与えたくない、
と言う気持ちから、
ドビさんの意思を尊重してドビさんが選んだ方法で逝かせてあげよう、
と一度は決めました。
でも、
ドビさんが本当に痛みとか苦しみとか無くて心地いい状態なのか、
ドビさんが全てから解放されるまで何日くらい掛かるのか、
本当の所は誰にも分からないですよね、
家で見守ることが果たして正しいのかどうか分からない、と言う疑問が生まれ、
下痢に血が混じってるのを見て、
とうとう安楽死の処置を頼む決心が固まりました。
日曜日だったんですが、教会を休むことが出来ない理由が有ったので、
全部を終わらせてから緊急動物病院に行きました。
先生が麻酔を注射した途端、イビキでグウグウいいはじめ、
最後の最後までドビさんはドビさんでした。
何年たっても忘れられなくて何度も話してしまうような、
面白話と笑を運んでくれたドビさん。
私が精神的に辛い時も身体的に辛い時も心配して寄り添ってくれたドビさん。
外に出る機会と人に出会う機会を与えてくれたドビさん。
振り返ってみると色んなことが有ったけど、
問題児気味だった部分も犬っぽくない性格も丸ごと含めて大好きでした。
きっと、これが、
長い月日を家族として一緒に過ごすと言うことなんだと思います。
生活の至るところで、
ドビさんを失った事による変化・ドビさんが好きだった物を見つける度に、
どれだけドビさんの存在が大きかったか、
どれだけドビさんが与えてくれた物が沢山あったか、
今さら実感しています。
近年は自分の好きなように生活してたので存在感が強かったわけじゃない、
猫達まで居なくなったわけでもない。
それなのに、
家の中が空っぽになったような、家の一部が欠けてしまったような、
とつぜん静まり返った印象を強く受けています。
でも、変だと思われるかもしれないですが、
会えない事が寂しいのであって亡くなった事が悲しいわけじゃないんですよね、
何故って、
寿命が尽きるまで犬生を生き切ったから、大往生に近い状態だったから、
良く頑張ったと言う気持ちの方が強くて、
もっと生きて欲しいと言う気持ちが沸いて来なかったからです。
それに、
肉体が目の前から無くなっても思い出が消滅するわけじゃないですよね、
心の中に居てくれるから何時でも会えます。
きっと、
亡くなる直前の何倍も素晴しい天国で、美味しい物を好きなだけ食べながら、
神様と一緒に私達を見守ってくれると信じてます。
たまにドビさんのことを考えてメソメソすることも有りますが、
私は大丈夫です。
心臓が止まるまで一緒に居られて、見守ることが出来て、本当に良かったです。
あと、
昔の記憶を辿りつつ夫が素敵な話を聞かせてくれました。
全ての生物は神様の創造物だから、
犬も含まれるから、
彼等が亡くなった後も神様が向こうで面倒を見て下さるそうです。
私の神様が一緒に居て下さるなら、何の心配も要らないって心から思えます。
いちばん辛い時に、
沢山の方々が支えて下さったから前進することが出来ました。
私達を気づかう気持ち&私達に掛けてくれる言葉が本当に嬉しかったです。ありがとう。
Dobbie, you will be missed and you are always in our hearts ♡

最後に御世話に成った病院、
ドビさんを愛してくれたロビン家族&ケンネル代表者より。
Thank you so much for thinking of us ♡